6月に入って物欲が息を吹き返した。かのやま氏のupしていたオレンジニットがどうにも頭から離れず、ZARAのアプリを再ダウンロードした。私のiPhoneは、KindleとApple Musicとで容量がみちみちで、しばらく使わなかったアプリを勝手にcloud上にのせてしまう設定になっているらしい。
先輩の付き合いでやっていたムーミンの谷を繁栄させるゲームも雲のマークがついていた。このゲームでは主に畑を耕す。畑の作物はそれぞれ種蒔から収穫までの時間が決まっていて、先輩Aはわざわざ時間をSiriにアラームさせてまで収穫していた。仕事ができるというか、このひと強迫症なんじゃないかと思った。そう思ってたら先輩Bも「今収穫したから、2時間後ね！藤ちゃんリマインドよろ！」と言った。こういうのをこなすこと自体が楽しい人たちなのかな。収穫した作物をもとにケーキなどを作り、谷の仲間に振る舞い、仲良くなる。その繰り返し。ムーミンの原著を読んだことがないのでわからないが、これでいいのかな？いいんだろうな。ムーミン大好きで家にムーミンの特大ぬいぐるみを置いている同期におすすめしたら、凄まじい勢いで課金してた。とっても生き生きしていたので、良いことをしたと思う。せいぜい好きなものに囲まれていきたい。
ムーミンのキャラクターの中に気になるひと？がいて、その子だけは覚えたし色々調べた。モランさん。魔物です。
https://www.moomin.co.jp/characters/thegroke
モランさんは体が大きく、歯もギザギザ。恐ろしい見た目の、冷気を放ち周囲を凍てつかせてしまう魔物です。でも心の中では、自分の外見や能力を怖がり逃げていくひとの背中を見ては悲しみ、絶望しています。とってもつらい。どうしようもない冷たさが心の中にあって、温もりを求めてひとに近づくけど、みんなモランさんを怖がって逃げていくんですよ。思春期に遭遇してたら、私多分Twitterのアイコンとかモランさんにしたと思う。この子は厨二に効く。
普段は温厚なムーミンママもモランさんだけは忌み嫌っていて、あんなものと関わるのはおやめなさいと言う。モランさんは冷気を放つだけでそれ以外特に害はない。でもムーミン側ではモランさんが「みんなに近寄れないから、ひとりでも寂しくないように」と作った雪像をぶっ壊したり、手に入れた宝物が実はモランさんのものだったと分かっても返却しない。別のものでお茶を濁す。ドクズの対応。
でも考えてみたら、この「冷気」を例えば「ワキガ」とか「臭い」に替えたら？私も同じような対応をしたことがない？無いとは言えない。残酷なことをしたことがないとは言えない。したことあります。意地悪いことしたことあります。向こうは私と仲良くしたいんだろうなという好意を感じながら無視したり逃げたことあります。でもって、これから先しないとも言い切れません。無意識ではなく自覚的ではあるにせよ、こういうことを私はする。多分みんなする。モランさんと同じ気持ちを抱えたことがあるくせに、同じ気持ちを与える側にも立つ。「だって臭いんだもん」って言う。自覚してるだけマシだよって棚にあげる。
褒められた人間性じゃないのは自覚していて、ではモランさん（生理的な嫌悪、恐怖）を忌避せずにこれから人生振舞うのか？って言ったら多分またそれは違う。動物なので生理的なところは変えられないと思う。高いところずっと怖いし。汚いものは触れない。悟性とは？理性とは〜？
ZARAでは薄青デニム（買替なので心理的にはノーカン）、ブラウンタイトロングスカート&ブラウンキャミソール、当初の目的のオレンジ半袖ニットを買った。ひとが多かった。私もその一員であった。
ブラウンキャミソール✖️デニム、
ブラウンキャミソール✖️ブラウンタイトロングスカート、
オレンジ半袖ニット✖️デニム、
オレンジ半袖ニット✖️ブラウンタイトロングスカート、
ちゃんと全ての組み合わせで着用できるか確かめて考えて買えたからとっても満足。この点は去年より成長したと思います！偉い！！！できなくても偉かったけど！！！！！
伊勢丹ではペリーコサニーのゼブラ柄サンダル、jomaloneの柚子と水仙を買った。
アールグレー&キューカンバーをずっと使っていてもう5本目くらいなので、気分を変えたかった。限定の中から、アールグレーに上乗せしてみて好きだった2本を買った。香水ばかりは試さずには買えない。爽やかなシトラスだったり、グリーンの香りが好き。5本使っても未だにキューカンバーの香りがどのへんなのかわからない。きゅうりの香りって何？？あとレザー&アルティシア？アルティミア？みたいな名前の数年前の限定の香りがとっても好き。この香りのする男いたら口説いちゃう。調べたら3年前、アルテミシアでした。アルテミシア、ヨモギとのこと。
〜レザー ＆ アルテミシア コロンはアニスを加えたアブサンブレンドの強烈なグリーンの一面に、香り高いアルテミシア、ソフトなオリスウッド、深みのある豊潤性を醸すレザーを合わせ、シプリオルのアンバー ウッディノートによって強調されています。〜
アルテミシア→ヨモギ
オリス→アイリス、菖⚜
シプリオル→苔や樹木の香り
香水の説明ポエムを書く仕事、簡単に見えてめちゃくちゃ難しそう。何言ってるのか全然わからんもんね。しかもこれもグリーンの一面があるらしい。いつもの好みとは違うという用例で出したつもりだったのに。やっぱり人間の生理的な好みは不動性のあるものなんだな。あ〜あ〜！話が戻っちゃったよ！
湯船のお湯が冷めてきました。終わり。
