威嚇

文章を書く練習

ウオノメ

魚の目が小学生の頃からずっと左足の下にある。時々自分で爪でむしったり、角質が分厚くなってくると普通のハサミで切り取って薄くしてどうにかいいことにして、だましだまし20年ほどやってきた。この前友人と旅行に行った際足の裏が厚くなってきたので、ハサミ忘れたなーと足の裏を眺めていたら魚の目痛そうですねと友達に言われた。(もう10年の付き合いだし、最初は彼女は後輩だったので敬語でかまわなかったのだが敬語やめろと言っても今更ですよぉとやめない、不思議)そうなのよ。これ20年ぐらいずっとあってさぁと言ったら「えっじゃあ屋久島で縄文杉見に行こうとした時もこの足だったってことですか、そりゃ歩くの遅くなりますね?!」と言われた。自分の中では、魚の目は大小だけで考えるもので存在するのは当然だったので、そんなふうに言ってもらえてこれまでの私の体育の成績が全て救われた気持ちになりました。そりゃそうか、でもその発想がなかった。痛いことは当たり前だと思ってしまっていた。これから皮膚科に行ってくる。