威嚇

文章を書く練習

無題

以前「東京は明るい」と言われたことがある。千駄ヶ谷は街が暗い中にポツポツと店が光っているので、中心以外は暗い街出身の人にもよく馴染むのではないか。神宮前2丁目の、以前シトウレイのYouTubeにも出ていたあの通りで、鼻っ面の長いアメ車がいつも路駐してる店はなんなのか。小学生みたいに店先の段差に大人が屯っっている。ワンレン前髪なしボブをタイトに後ろで引っ詰めてメンズの白いTシャツをゆるく着た女性や、完璧な太さと完璧な折り返しのデニムを履いた完璧な生え方の髭の男性がいる。大人が多数屯っている。近所の主婦がママチャリ停めて井戸端会議してるのとは訳が違う、前通るの怖いんだけど。ねえ。怖いというのは治安について心配しているのではなく、ひとえに私の被害妄想にある。この人たちにオシャレジャッジをされるのではないか、この場合のジャッジは「ああそういう感じね」と「そっち側とこっち側」のジャッジをされるやつである。このような感情を意識/無意識にないとは言わせない、君たちはそこのジャッジを厳密にやった結果そこにいるのだ。それは仕事において優秀なジャッジメントでもある。お金を産む構造を確立してしまえばお金に頓着せず生活することができる。反語のようだが事実である。この人たちは日がな店前で話し込んでいるだけのように見えて実は今日初めてのタバコ休憩かもしれないし、久々に会いに来てくれた友人との歓談かもしれないけど。でもねえ。ロンハーマンカフェのクラムチャウダーがホワイトソースの味しかしなくて悲しくなって色んなイチャモンをつけたくなった、クラムチャウダーが悪いです。