スナイデルにマルジェラのカバンを合わせる、などというウルトラCの組み合わせがなぜか局所的に流行った結果、マルジェラのカバンを持つ気持ちが完全に削がれており、売り上げが立つから当たり前なんだけどそれに乗っかっているプロモーションにもちょっと嫌気がさしており、ラグジュアリーブランドは憧れで買わせるものだと思いますので、冷めた目になってしまっていますね。タビブーツも5年位前に一度大流行りしたときに、新卒最初にお金入ってすぐ買った人間としては本当に悲しくて嫌で嫌で逆に履けなかったのですが、今やっとまた履けるようになりましたね。
何を言いたいかと言うと最近は完全にマルジェラへ憧れていた気持ちがなくなってしまい、憧れていた当時にブランドを構成していたマルジェラ出身デザイナーたちに憧れが移行しており、ディヘラやアワーレガシーがかっこいいなということです
ディヘラとジェントルモンスターのコラボのメガネ、なんと正規ルートで両方手に入れることができているので、将来的に私がもし結婚式をすることがあれば結婚式でパートナーにかけさせてあのルックを完全再現することが可能、楽しみだけどいつなんかな 最近やっと結婚もいいかもしれないと思えるようになりました友達夫婦を見ていて素敵だなと思ったからです。社会に出てからも、いや出る前からも既に結婚しなさいよと言う人たちは結婚していて楽しくなさそうだし、しなきゃよかったみたいな顔をしているのに、結婚自体は薦めてくるから、アリ地獄の中からお誘いを受けているような気持ちになって、本当に嫌だった。友達夫婦が1組、2組、3組と増えていて、やっとなんとなく良いのかもしれないと思えた。特に私と育った環境や父親のパーソナリティーが似ている友人が結婚したことで彼女が安定したようにも見え、自分の安定のために人を利用するという話ではないのだが、2人でいてより楽しくなれているのであればそれは素晴らしいことなので、うらやましく、自分も実践してみたいと思えるようにはなった。
今決まってるだけで今年行く友達の結婚式3つで、そのうち挨拶するかもしれないのが1つ、代表挨拶するのほぼ確定なのが1つ、仲人気質と言われたがそうなのかも?そうなのかも…
何が1番悪いって、私が自分の好きなタイプについてよくわかってないことなんですよね。多分ね。人に対して好きだと思うことよりは嫌いだと思うことの方が多いし、むしろ嫌いじゃないところが多い人が比較的好きみたいな話になっていて、それ以外はもうマジで見た目だけの勝負になってきてしまう。それは動物的なので避けるべきだが。私は自分の性欲を恐れている節があり、自分の性欲と暴力性が暴走するのが本当に嫌で、受験生の時なぜかわからんけど当時の彼氏と「挿入以外の全てはいいけど、挿入だけはやめとこう猿になりそうだから」て言って何なら挿入よりもアブノーマルとされる行為をしている割に挿入だけはしなかった変な経験があり、自分の性欲が変な方向にねじ曲げられた自覚がある。当時の彼氏のお母様が確か学生のうちに妊娠してしまった経験があり、大学を中退し、そのとき生まれたのが彼だったので、そのように絶対に妊娠の可能性が生まれる行為だけを止めておこうという話になったのだった。思い出した。冷静な彼氏だったと思う。お母様も大学卒業したかったとこぼすことがあったのかもしれない。人によってグラデーションがあると思うが、まぁまぁちゃんと強い方だと思うし、それがうまく処理されない結果、食欲に転じている部分もあると思うし。恐れすぎて30歳を過ぎてしまったので、もう好き勝手してやろうと思う。この肉体で遊べるのももうちょっとだと思う。
肉体の主導権で少し別の話。光浦靖子さんのエッセイで確か34歳か35歳の相談者から豊胸しようか迷っていると相談を受けていて、「30過ぎてんだから別に自分の体でしょ、好きにしなさい。はい次」みたいな感じで、一言で片付けていたのを思い出した。そうだよね、自分の体は自分のものだし、30超えてそう思うなら、多分40の時もそう思うだろうし。私も好きにしよう。自分の体が自分の思い通りにならない事は多いが、思い通りにできそうな部分は改造して、うまくいかなかったらそれはもういつもの事だから気にしないで受け入れればいいんだ。中学生からずっとお腹は痛いし、高校生の時はトイレから離れられなくなったし、実家を出るまで体調が全く安定しなくて、実家を出て5年間しっかりちゃんと働けて自信が出たあたりで東海地方に転勤になり、名古屋には友達もいないし、土地の雰囲気も合わなくて、1年で顔が爛れてしまって、仕事を辞めて逃げ返ってきて。5年間、自分なりにちゃんとやれて、お金も稼げるようになったと思ったのに、環境で私はこんなに変動してしまうんだと言うことを突きつけられてしまった。そうなると次に重要になるのは環境の整備だと思って、都心ど真ん中に住んでみたら、やっぱり精神がちょっとは安定した気がする。だって地元だから。名古屋はそれ自体がすごく悪いわけじゃないと思うし、名古屋出身で好きな人もいっぱいいたけど、名古屋で変質者にゴミを漁られてトラウマを植え付けられたし、恨んでしまう。
体重が増加して結構見た目が変わって可愛いとはお世辞でも言われなくなったんだけど、それでも仲良くしてくれる友達はいるし、めんどくさい人たちは離れていってくれたし、なんかこれで良かった気もする。服装がどんどん変わっていたのもあるかもしれない 体重が増えたから、豆黒河内はもちろん着られなくなった。2016年からマイシーズン5着ぐらいは買って年に10から20着ぐらいは絶対に買っていたのがまったく買わなくなった。スーツだけは残している。あとカゴベストとかカゴのスカートベルト。自分の体の曲線を気に入っていたけど、今ではなんだかダルマみたい。この体を美しくまでは行かなくても、外に出れる時に人の視線が怖くない程度に隠しつつ、素敵な線で包んでくれる洋服がありがたい。本当にイッセイミヤケを教えてもらえてよかった。誰が着てもかっこいいのはもちろんだし、気分としても今はイッセイミヤケやディヘラがかっこいいなぁとか、マルケスアルメイダはなんで中古になるとこんなに安いんだろうとか、Beautiful Peopleのたくさん着方が工夫できるシリーズだとか、そういうものがしっくりくる。大学から続けているキャンプの趣味も、この4年間でかなり生活自体に馴染んできた。たった4年位の間の話だけど変化が大きい。パンデミックをまだ引き立ってる感覚がある。まだ過去がフォルダのいちばん前にある。