2010年頃からセーラームーンのリバイバルのグッズが出回るようになった。ちょうどセーラームーンを小さい頃に見ていた世代が大人になって、自由になるお金を手にしたからだと思う。それと同じことが今私にも起きている。
carven2014年プレフォールの可愛さは衝撃的だった。
当時もちろん1着100,000円位するような服が大学生に買えるわけもなく、かわいいなかわいいなと思いながら眺めていた。
生粋のネットストーカーなので、いくつか手に入れていたが最近新たにそのうちの2着を手に入れることができた。
これらのコートである。どちらも10,000円以下で手に入れることができた。定価はもはやわからないが10万円は超えるだろう。出品説明は美品とのことであった。いよいよ到着してみて、詳細を検めたところなんとどちらもポケットにしつけ糸がついたままだった。使用されていなかった。
なんとまぁ、こんな長い旅路、約10年間もよく新品のまま、私のところまでたどりついてくれたと嬉しくなり羽織ってみたものの、本当に悲しいことが発覚した。この柄が致命的に顔に似合わない。
そんなことぐらいちょっと考えればわかる、自分バカだろうと思ったが、何せ最後に実物を見たのが10年前なのでしょうがない。
しかし、だからといって手放す気にはなれない。なんてったってこれは私にとってセーラームーン、あの頃欲しくてたまらなかった変身セットなのだ。
しかし目前に引っ越しの予定も迫っており、ものを減らさなければいけない。コートのくせに着ることができない、活用のされないものを持つ心の余裕はない。使ってないものが家にあるのはそれはそれでつらい。
生地を活かしてどうにか使えるものにしたい。
同柄の同生地マフラーがプロパーで展開があったのだが顔にとにかく合わないのでこれはなし。顔から離して使わないと。
同柄のミニスカートも既に手に入れている(これも4000円くらいだった)ので、ロングスカートをタイトなシルエットで仕立ててもらうのがいいだろうか?フレアを取とれるほどの生地はなさそうだ。スリットを深く入れてもらって。
もしくはトートバッグ?それこそiPadの入る大きさのバッグがエコバッグ/キャンバスのカジュアルなもの/仕事に使っていた綺麗目なイアクッチのバッグしかないのでこれもよさそう。
百貨店のお直し屋さんに持ち込んで相談してみよう。この土日のやることが決まった。